アクティブ・ラーニング(AL)という言葉をなかなか聞かなくなりました。それに代わって耳にするのは,主体的・対話的で深い学びです。学習指導要領に使われていることもあって,特に深い学びとは何かが話題に載ることが多いです。アクティブ・ラーニングから派生して使われていることを考えると,その本質は同じなのかもしれません。子どもたちがパッシブからアクティブに学びを展開していることには変わりがないからです。
『学び合い』の考え方に追随して使われ始めたこともあって,『学び合い』の考え方がぴったりフィットします。目的に向かって目標を達成しようとして,主体的に対話的にそして深く学んでいる様子が具現化されます。
学術的には,『学び合い』の考え方でほとんどの学校教育の諸問題が解決されます。ほとんどという表現を使うのは,また学術的に実証されていない問題が残されているからです。しかしながら,その問題に焦点を絞って実践してみることによって,その問題は実証されたこれまでの問題と同様に解決に至ることができると確信することができます。