信濃の国からこんにちは

三崎隆です。私たちは『学び合い』(二重括弧の学び合い)の考え方を大切にしています。

光と影とその見方

 窓の外の葉に日の光が当たると明るい部分と陰になる部分の色が異なります。前者は明るく黄緑色で鮮やかに,校舎は深緑で影が差したように映ります。まさに光と影を表しているようで象徴的です。同じ物体でありながら,光の当たり方によって受け止める印象が違ってくるから不思議です。見る角度によっても違います。
 同じことをするのであっても光が当たるところがあればその一方で陰になるところもあることは事実です。どちらも事実で,受け止め方次第です。同じように光が当たっているとしても,その事実をどのように見るかによって,どのようなフィルターを通して解釈するかによって評価は異なってきます。評価は絶対的ではなく相対的なのです。