ある研究室のゼミ（であろうと思われます）が終わって部屋から出てきた理科教育コースの学生のみなさんと廊下ですれ違うことがありました。その学生さんの一団はとても和やかな様子で，「楽しかったね」という会話が聞こえてきます。なんと素晴らしいことでしょう。
大学のゼミを終えた直後に帰路につくそのときに，今終えたばかりのゼミが楽しかったと笑顔で会話をしながら実に和やかに帰って行くのですから，そのゼミに対する彼らの満足度や充実度は100％かそれに近いものであったものと推測できます。魅力的なゼミに所属することができていて良かったなあと思います（私のゼミではありません）。
みなさんは，大学のゼミにはどのようなイメージをお持ちでしょうか。楽しいという表現も人それぞれですから，何を持って楽しいというのか操作的な定義が共有されていないのでなんとも言えませんが，ゼミを楽しかったと言える文化を創り出していることが素晴らしいことであると感じます。彼らがこれからひたむきに取り組んで素晴らしい成果を出してくれるといいなあと思います。
