信濃の国からこんにちは

三崎隆です。私たちは『学び合い』(二重括弧の学び合い)の考え方を大切にしています。

カブトムシの研究をした小学校第6学年の児童

 カブトムシの研究をした小学校第6学年の児童の方の論文がアメリカの雑誌に載ることになったという報道がありました。素晴らしいことです。きっかけは,自分の家の庭にいたカブトムシを観察していたら不思議に思ったことがあって,カブトムシについて書いた本の執筆者に自分で電話したところ,それはまだ明らかになっていないことなので研究してみたら?と促されたことであるとか。その子も凄いですが,その研究者も凄いです。
 身の周りの自然に目を向けようという声かけや試みは数多くありますが,その中から不思議に思ったことは普通ならその場限りで終わってしまうところなのに,その不思議に思ったことを解決しようとして継続して取組続けたことは私たちにも勇気を与えてくれます。身の周りの自然の中には不思議なことがいっぱいあります。その不思議さに挑戦してみたいと思う気持ちを大切にし続けることを教えてもらいました。