信濃の国からこんにちは

三崎隆です。私たちは『学び合い』(二重括弧の学び合い)の考え方を大切にしています。

クモが冬眠?

 クモと言えば,クモ目に分類されており,昆虫とは足の数が8本あり体が頭胸部と腹部の2つにしか別れないことから区別されることを中学校の理科の授業で学びます。糸を出し糸を張って網をつくることでよく知られています。一般に冬眠はしません。ところが,先日,クモが糸を出して繭のような白い囲みを作ってその中でじっとしている様子を観察する機会がありました。それも比較的温かい暖気の集まる周辺です。冬眠ではないのでしょうが休眠か仮死状態になっているのか分かりませんが,全く動く様子はありません。外の冷気を遮断して体力の消耗を極限に抑え暖かくなるのを待っているのかもしれないなあと考えてもみるところです。なかなか賢い知恵のように思われて仕方がなかったです。これもまた,寒地における厳しい自然の中で生き抜くための動物の不思議の一つです。