新規の学校から，『学び合い』ライブ出前授業の要請が届きました。光栄なことです。私にとっては思いもよらず突然のことではありますが，学校として取り組みたいという熱い思いが伝わってきて，とても嬉しく思います。みなさまのご期待の添えよう力を尽くします。
すでに昨年度の要請件数を超えています。
コロナ禍が収束したわけではありませんが，少しずつ日常の学校生活が戻ってきていると感じられる中(先日の出前授業でも，学校現場ではクラスの半数以上の子どもたちがマスクをしていませんし先生方も半数がマスクをしていません。大学でも授業は対面である上に半数近くの学生のみなさんはマスクをしていませんし先生方も同様です)，『学び合い』の考え方も少しずつ広がりを見せているのかなあと思うところです。決して爆発的ではないにせよ，ほんの少しずつではありますが，実践者のみなさまが新しく赴任された学校でその良さを何気なく伝えてくださって一人また一人と共感してくださる方が現れてきているのかもしれません。そうであるとしたならば，それほど嬉しいことはありません。コロナ禍によって，できることを模索してきた3年間ですが，対面での相互作用の良さとそれに伴った20年後を見据えた教育の素晴らしさが改めて評価されてきているとしたら有り難いことです。
