信濃の国からこんにちは

三崎隆です。私たちは『学び合い』(二重括弧の学び合い)の考え方を大切にしています。

リンゴ

 長野県は青森県に次いで,リンゴの収穫量,出荷量が多いところとして知られています。長く住んでいると,リンゴを食する機会が多くあり,その期間も長いです。今はちょうどその端境目に当たってリンゴがスーパーに見られなくなる次期に入ってきています。8月くらいから翌年の3月くらいまではずっとおいしいリンゴを食することができる点は当県の有り難いところです。
 調べてみると,リンゴはバラ科リンゴ属の落葉高木で,種名はセイヨウリンゴと呼ばれているようです。品種となると数え切れないほど多くあり,飯綱町にあるリンゴ博物館を訪ねてみるとその多さに改めて驚きます。西洋のリンゴは日本のリンゴに比べると少し小さめで,丸かじりできるほどの大きさです。長野県には長野3兄弟と称されるリンゴ(秋映え,シナノスイート,シナノゴールド)があって,いずれもおいしく味わい深いです。
 ちょうど今は,リンゴの花が咲き始めるときで,花粉付けの作業が盛んに行われます。樹木としてはそれほど高いものではありませんが,1本の樹木から何十という果実が実りますから,その作業も大変な労力です。夏の終わりから秋にかけておいしいリンゴを食すことができることを楽しみにリンゴの花を見つめています。