信濃の国からこんにちは

三崎隆です。私たちは『学び合い』(二重括弧の学び合い)の考え方を大切にしています。

ハイフレックス型授業

 昨日,本学部でハイフレックス型授業のFD(ファカルティ・ディベロップメント)が行われました。ハイフレックス型授業とは,Webで検索してみると,ハイブリッド(融合した)+フレキシブル(柔軟な,自由な)が組み合わさった授業のことです。このコロナ禍の下,対面での授業と同期型オンラインでの授業が同時並行で行われる授業形態のようで,対面で行う授業を同期型オンラインとして同時配信されるので,受講生は対面での授業か同期型オンラインでの授業かを自由に選択できるものとして位置づけられます。
 本学では,4月から新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止と感染予防の徹底対策を講じた上で,原則,対面での授業を開始することが公表されています。それに伴って,我々としては原則として対面での授業準備をして行きますが,基礎疾患等のある受講生等に対するさまざまな教育的ニーズに対応できるように,対面と同時にオンラインで配信して自由選択できる環境を整えていく準備を同時並行で進めているところです。
 昨年の4月もそうでしたが,学部をあげて研修会を設定し,学部教員が自らの授業技術の力量を高めていく努力を怠らないように研鑽を積んでいく環境が整っていることには感謝しかありません。ともすると,何も分からずに従前の授業形態のままで実施せざるを得ないことがあり得るものですが,リアルタイムで変化していく現状に即時的に対応できるように常に最先端の教育環境を提供してもらえていることに感謝しています。