今回の出前授業をリフレクションしてみます。今回の改善点は2つ。一つは目標を2つ設定してしまったことです。もう一つはキーワードを設定しなかったことです。いずれも,このくらい当たり前でしょう,という思いがあって,あまりレベルを下げてしまうと彼らに失礼だという思いがどこかにあったのかもしれませんし,このくらいはやってもらわないと困るという思いもあったのでしょう。
やはり,1単位時間に目標を2つ設定することは子どもたちにとってはかなりの負担になることが分かっていながらやってしまいましたが,無理です。本当に必要なものは何なのかを考え,最小限までそぎ下ろす必要あります。
やはり,キーワードがないことには,彼らにとっては何が大切で何が必要ないのかの判断基準を持っていないがために,対応できないからこそ,無理です。一般的な言い方をすれば,彼らに視点をもって臨んでもらう必要があるということです。
自分の専門とする教科の場合は,雪だるま式になってしまうので,このように要注意です。