信濃の国からこんにちは

三崎隆です。私たちは『学び合い』(二重括弧の学び合い)の考え方を大切にしています。

グループは4人

 コミュニケーション研究に依れば,グループにて活動するときの適切な人数は4人であることが知られています。同じグループで長く活動していると,それぞれの構成員の役割が自ずと固定されてくるからです。4人がよりベターであることはわかってい入るのですが,人数が多い集団になるとより効率的に時間を使わざるを得なくなって7人とか8人とかの構成員のグループになってしまいます。
 7人とか8人とかになると,その中で自ずと4人なり3人なりの小グループができていくものです。不思議なことです。先のコミュニケーション研究の成果によるものではないかと思うところです。
 自分であったらどうするだろう,自分がその立場になったとしたら自分ならどう思うだろう,といつも考えます。それは今に始まったことではなく,幼少のころからの癖なのかもしれませんが,自分がそうなったらどうしようと考え続けています。
 先のグループの話に戻ると,自分が7人グループの構成員として組み込まれたらどうであろうかとまた考えてしまいます。おそらく,誰かがしゃべり出すのを待つタイプかもしれません。グループ構成員の社会的な文脈にも依ると思います。いちばん最初にしゃべり出しても良い雰囲気のある集団であれば,しゃべり始めるかもしれませんがそうでなければじっと口を閉ざします。
 グループ構成員は4人に近づけようと思うところです。