教育実習のリフレクションが行われました。グループに分かれてテーマを設定し,それに基づいてみなさんで議論するのですが,テーマの設定が学校現場に行ってきたからこそのものになっていて,素晴らしさを感じます。「子どもたちの言葉からつくる学習問題のたて方」「机間指導時の発言の授業への取り入れ方」「視覚的支援による学習の成果と課題」「子どもと同じ目線に立って考えるための机間指導の目的とその在り方」です。実際の子どもたちの学びの様態を自分の目で見てきた経験は貴いものです。子どもたちとのかかわりが深ければ深いほど,テーマの重さが増していくように思います。議論も,表面的な内容ではなく,底に子どもたちがいることが前提となった,より学校現場の生の文脈に近いものとなっていることが嬉しいことです。間違いなく,良い先生になります。また,それを聞いてくれていた2年生のみなさまが,自分だったらどうするかということを考えながら臨みたいという感想をくれたことにも心揺り動かされ,感激しました。彼らからもらった感動がなかなか冷めません。彼らの学びがもっともっと充実していくことを期待しています。