信濃の国からこんにちは

三崎隆です。私たちは『学び合い』(二重括弧の学び合い)の考え方を大切にしています。

突然の夏

 小学校第3学年でひなたと日陰の勉強をします。ひなたと日陰でどのような違いがあるのか,当該学年は比較する力を育てるだけに多くの学びがあります。中学校第3学年では,季節の移り変わりの勉強をします。そのときに,昼と夜の長さの違いと太陽高度の違いによる日射量を通して,夏が暑く(気温が高くなる)冬が寒い(気温が低くなる)理由を学びます。
 夏至のこの時期は,太陽高度が1年でいちばん高くなり日射量がものすごいのです。太陽が顔を出した途端に,朝4時でさえ,ひなたでは暑い日差しを肌で感じる一方で,日陰に入った途端,肌を刺すような太陽の熱量は和らぎます。高度は低いはずなのですがそれでも,太陽放射の偉大さを十分に感じる夏至のひなたと日陰です。
 長野に,突然,夏がやってきました。まだ梅雨のさなかであるというのに,暑いです。あちこちでエアコンが稼働を始め,つい先日までストーブのお世話になっていたのがウソのようです。突然の夏で,熱中症にならぬよう,体調を崩さないように気をつけましょう。