信濃の国からこんにちは

三崎隆です。私たちは『学び合い』(二重括弧の学び合い)の考え方を大切にしています。

卒論への道のりが始まった

 卒論への長い道のりが始まりました。4つのハードルがあります。1つは卒論のテーマを決めること,1つは学校現場で実際に調査してくること,1つは録画・録音してきたデータを実際の様子が分かるように文字に表すこと,1つはしゃべっている子どもたちの相手の子を特定すること,です。

 長い道のりの入口に入ろうとしてその準備を始めようとしているところです。そのときそのときを一生懸命に取り組んでいるとやがてはゴールに辿り着くのですから,地道に一歩ずつ歩みを進めていくことが必要です。ときには回り道をするかもしれませんが,終わってみればそれが案外と近道であるということもあります。

 私たちの研究室では,卒論のテーマはゼミ生のみなさんが自分で決めます。共同研究はできませんから,自分の卒論のテーマは自分で決めるしかありません。それも,理科の『学び合い』であって,オリジナルでなければなりません。同級生と同じ卒論のテーマにすることはできません。先輩たちと同じテーマもダメです。先輩たち以外であっても,すでに報告された公表されているテーマもダメです。それだけに,悩むところです。

 先輩たちが誰でも通って来た道です。彼らと一緒に歩むことができればそれほど嬉しいことはありません。ともに汗します。