このたびの新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止と感染予防のために3月の学校が休校になったために，卒論の調査が途中で中断していましたが，4月に入って沈静化する様子があまり見られることなく，推移しています。残念ながら終了の判断をすることとなりました。
学校現場が学生を受け入れることについて，心配されていることがあり，やむを得ないことです。特に，密接的な距離による対話的な会話の生じる授業形態は避ける必要性が高いものです。2メートル離れての会話は現実的ではありません。
我々のような研究室の場合，学校現場に協力してもらって，実際の授業で学ぶ子どもたちの生の様子を記録してそれを分析することによって教育研究を進めていますから，学校現場に迷惑をかけることはできません。新型コロナウイルス感染症の感染の状況が改善されない場合には，本年度の学生の卒論も中身を考えなければならないものと思っています。
明けない夜はないと信じて。
