スタートブックが13刷になるという話が飛び込んできました。それも大至急だそうです。本当に息の長い本になりました。
素直に嬉しい!
毎年,ゼミ生全員で,全体ゼミのときに『学び合い』入門とともにテキストとして使用している本です。手前味噌ですが,読みやすく分かりやすくやってみようと思いやすい良い内容になっています。その意味では,『学び合い』の考え方を初めて学ぶゼミ生には好テキストであると言えます。
スタートブックの歴史を,信濃の国からこんにちはのブログに残っているキーワードから振り返ってみると,2010年9月24日に初版が発行されて,2010年10月1日に「2週間経たずに増刷の決定です!」(2刷)という吉報が来ていることがブログに記録されています。
2012年11月27日には7刷が決定し将来の日本を変える原動力になることを期待すると期待が綴られています。
2015年4月24日にスタートブックの中の「第2章 やってみよう!『学び合い』」の(p.41-p.63)に,『学び合い』授業をするときの抜群のヒントが散りばめられているので,「復習がてらに,やってみてはいかがですか。ゼミ生のみなさんは必須の宿題ですよ。来週の全体ゼミで復習しましょう。」と次のようにゼミ生に語りかけています。今でもバイブルになります。
1)目標を出すときに何を言ったら良いか。
2)目標を出し終わった後に,何を言ったら良いか。
3)たち歩いている子どもたちがいたら,何を言ったら良いか。
4)できていない子がいたら,何を言ったら良いか。
5)できた子がいたら,何を言ったら良いか。
6)評価の時に,何を言ったら良いか。
7)みんなが目標達成していなかったら,何を言ったら良いか。
2015年12月14日は「永遠のロングセラーになりました」と10刷が報告され,2018年5月8日に「スタートブックは実によくできています。いまだに売れている理由がよく分かります」と12刷になったことを記しています。
永遠のロングセラーになったのに,きっとまだまだ続くのでしょう。ゴールは見えません。みなさまからご愛顧いただいているお陰です。ありがとうございます。